- 転んでもケロっとしてる
- ぶつかっても気にしない
- 熱いものを触っても平気な顔
そんな子どもを見て驚いた経験ありませんか?
実はこれ 感覚の鈍さによるものかもしれません!
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感覚の鈍さってどういうこと?
感覚の鈍さとは
外からの刺激に対して反応が弱かったり
気づきにくかったりする状態のことです
- 痛みに気づきにくい
- 汚れても気にならない
- 呼びかけに反応しないように見える
- 動いてもふらつきを感じにくい
本人は意識していなくても 感覚が届きにくいためにこうした様子が現れることがあります!
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痛みを感じない=問題ないではない
痛みを感じないからといって安心ではありません
ケガに気づかず悪化する
熱さに鈍くやけどに気づかない
遊びで危険な高さに平気で登る
といったことも起きやすくなります
また「なんで痛くないのに泣くの?」と思われがちですが
別のストレスや驚きに反応して泣いている場合もあります!
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おうちでできる関わり方
- 視覚での確認(血が出てるよ やけどかも)を丁寧に伝える
- お風呂などで肌の感覚を意識させるあそびを取り入れる
- 接触プレイ(くすぐり 運動遊び)で皮膚感覚を高める
- 「気づかないことがある」前提で周囲が見守る
感覚の感じ方は人によって違います
「痛くない=我慢強い」とは限らないし
「気にしない=問題ない」わけでもないのです!
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おわりに
子どもの行動の裏にある“感じ方”に目を向けてみると
思わぬ困りごとのヒントが見つかるかもしれません
気づきにくさを補う関わりで 子ども自身の安全と安心につながっていきます!
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