子どものお箸の練習におすすめ!作業療法士が選ぶ補助箸・サポートグッズのおすすめ商品5選!

生活サポートグッズ

お箸の練習っていつから始めたらいいんだろう?
うちの子もそろそろかな…でもまだスプーンも上手く使えないし
そんなふうに悩む方は多いと思います!

実は「お箸の練習」は、手や指の発達に合わせて少しずつ進めていくことが大切です
いきなり普通のお箸を持たせても難しいのは当然なんです

お箸を動かすためには
指先の力・手首の安定・道具を思い通りに扱う感覚など
いくつものスキルが関わっています

そのため、“お子さんの今の手の使い方”に合ったお箸を選ぶことがとても大切です
持ちやすく工夫されたお箸を使うことで
「できた!」という達成感や食事の楽しさにつながっていきます

今回は作業療法士の視点から
お箸の練習をサポートしてくれるおすすめの商品をご紹介します!

箸ぞうくんminimini

箸先内側が平面につくられており、食材を“つまむ”接触面が広く、つかみやすく設計されています
さらに、箸先のガイド機構・軽めのバネ・抗菌素材・食洗機・乾燥機対応と機能も充実しており、手の発達がまだ十分でないお子さんでも、安心して使える仕様です!

特徴

  • 手にしっかりフィットする形状で設計されています。また、箸の根元にはバネがついているため、指を広げる力が弱くても自然に“はさむ”動作ができ、軽い力で食べ物をつまみやすいのが特徴です
  • 箸先の内側が平面で接触面積が大きいため、小さな食材でも“つまめた感”が得やすい
  • 重さは34g程度と軽く、バネ動作も軽めで、手や指にまだ力の入りづらいお子さんにも扱いやすい
  • 抗菌仕様・耐熱100℃・食洗機・乾燥機対応で、毎日の食事に使いやすく手入れも簡単
  • 「つまむ→運ぶ→食べる」という一連の動きを意識できる設計になっており、手の使い方全体を育てる補助となります

コンビ ベビーレーベル はじめてサポートおはし LU

“お箸の練習をこれから始める子”に向けて設計されたファーストステップ箸です
指を入れるリングがついており、親指・人差し指・中指を自然な位置で支えてくれます
リング部分は取り外し可能で、ステップアップに合わせて補助あり → 補助なしへと移行できるのが特徴です
さらに、箸の根元が軽く開く“バネ構造”になっており、初めてでもつまむ動作をスムーズに体験できます!

特徴

  • リングとバネのサポートで、最初の一歩に最適!
  • 補助リングは取り外し可能なため、ステップアップに合わせて普通のお箸への移行がしやすい
  • 滑り止め付きの箸先で、つかむ感覚をつかみやすい!

📝 作業療法士の視点ポイント

この「コンビ はじめてサポートおはし」は、“初めてお箸を使う子”の導入期に理想的です
バネ構造があることで「開いて→閉じる」という基本動作が自然にでき、
“つまめた!”という成功体験を積みやすくなっています

また、補助リングが外せる設計はとても重要
最初はサポートを使って感覚をつかみ、慣れてきたら補助を外していくことで、
“自分の手でお箸を動かす力”を段階的に育てることができます

エジソンのお箸KID’Sシリーズ

入園期〜小学校低学年のお子さん向けに作られた人気の練習用お箸です。
指を入れるリングが3か所に設けられており、正しい指の位置を自然に導いてくれます。
お箸を開閉する際のバネ機能も備えているため、力の入れ方がまだ不安定な子でも、軽い動きで“つまむ”感覚を身につけやすい設計です

特徴

  • 3つのリングに指を入れるだけで、自然と正しい持ち方が身につきます。お箸の練習初期に最適です
  • 根元のバネが動きをサポートしてくれるため、力の加減がまだ難しいお子さんでも扱いやすいです
  • リングによって指が固定されるので、お箸の開閉が安定し箸先がずれにくく、食材を落としにくい設計です
  • キャラクターや色のバリエーションも多く、子どもが楽しんで使いやすい点も魅力です

この商品は、

「とにかく“お箸を持つ”感覚からスタートしたい」
「スプーンやフォークからの移行をスムーズにしたい」
という家庭にぴったりです!

はじめてのちゃんと箸(ののじ)

“正しいお箸の持ち方”を自然に身につけるために設計された練習用箸です
指を入れるリングなどがないため、一般的な補助付き箸よりも見た目は“普通のお箸”に近く、自然な持ち方を練習したい時期にぴったりです
箸の根元に柔らかいバネがついており、「開く」「閉じる」の動作をサポートしてくれるため、初めてお箸を使う子でもスムーズに動かせます

特徴

  • バネのサポートで、 「つまむ」動きの練習に最適で、成功体験を積みやすい
  • 補助リングがないので、より自然な持ち方を身につけやすいため、 “エジソン箸”などから次のステップに移る子におすすめ
  • シンプルな見た目で成長段階に合わせて長く使えるため、保育園〜就学前の練習期にぴったりです

📝 作業療法士の視点ポイント

お箸を使うには、「親指・人差し指・中指の分離した動き」と「手首の安定」が必要です
この箸は、その動きをサポートしつつも“自分で動かす感覚”を育てられる構造になっています
そのため、「エジソン箸などの補助つき→ののじ→普通のお箸」というように、ステップアップの中間段階としてとても使いやすいモデルです

矯正はし補助具(YUANXINWL)

お箸の正しい持ち方をサポートする“後付けタイプ”のトレーニングツールです
今使っている普通のお箸に差し込むだけで、親指・人差し指・中指の位置を自然に導いてくれます

シリコン製の柔らかい素材で作られており、指を痛めにくく、洗って繰り返し使えるのが特徴
動物モチーフのデザインがかわいらしく、幼児〜小学生低学年の子どもにも親しみやすい仕様です

特徴

  • 今あるお箸に“後付け”できるため、お気に入りのお箸をそのまま使えるため、「買い替えが必要ない」
  • 指を通すリングで“親指・人差し指・中指”の位置を固定でき、正しいフォームを体感しやすい
  • 軽量・コンパクトで持ち運びにも便利で外食先にも使えます

📝 作業療法士の視点ポイント

この補助具の魅力は、「お箸そのものを買い替えずに、持ち方の練習ができる」こと
エジソン箸やバネ箸を卒業して、“普通のお箸”への移行を始めたい時期に特におすすめです

また、指の配置を固定してくれるため、
「人差し指がうまく動かせない」「親指が浮いてしまう」といった子どもの課題にもピンポイントでアプローチできます

ただし、補助に頼りすぎると“指で箸を操作する感覚”が育ちにくくなるため、
慣れてきたら短時間の使用にとどめ、徐々に補助なしへステップアップしていくのが理想です

まとめ

お箸の練習は、手や指の発達に合わせて少しずつ進めることが大切

最初から普通のお箸を持たせるより、補助付きやサポートグッズを使って“つかむ→運ぶ→食べる”を体験するのが成功の近道

紹介した商品は、それぞれ

  • 初めてお箸を使う子向け
  • 自然な持ち方を身につけたい子向け
  • 今あるお箸で練習したい子向け

など、用途や発達段階に合わせて選べます

補助具に頼りすぎず、段階的に自分で操作する力を育てることがポイント
しかし食事は楽しむのが一番大事!楽しく食事できるようサポートしていきましょう!

お子さんの“できた!”体験を積み重ねることで、食事の楽しさや自信にもつながります

お子さんに合ったお箸やサポートグッズを選んで、楽しく安全にお箸の練習を進めていきましょう!

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