感覚統合って知っていますか?

感覚

感覚統合って言葉を聞いたことありますか?
聞いたことあるけど具体的には何だろう?
発達に関わる作業療法でよく使われる言葉なので今回はシンプルに説明しますね!

感覚統合って何?

感覚統合とは身体の中にある色んな感覚をまとめて脳が上手に処理することを指します
私たちは視覚や聴覚だけでなく触覚や前庭感覚(バランス感覚)や固有受容感覚(関節や筋肉の感覚)などいろんな感覚を使いながら毎日生活しています
これらの感覚情報を脳がうまくまとめて処理できることで姿勢を保ったり物を上手に使えたり感情をコントロールしたりすることが可能になります!

感覚統合がうまくいかないとどうなる?

  • 落ち着きがなくじっとしていられない
  • 服のタグや素材を極端に嫌がる
  • バランスが悪く転びやすい
  • 手先が不器用に感じる
  • 環境の変化に敏感でストレスを感じやすい

こんなことがある場合は感覚の統合がうまくいっていないことが考えられます!

作業療法での感覚統合の支援って?

作業療法では感覚統合のバランスを整えるためにいろんなアプローチを使います
例えばゆらゆら揺れる遊具で前庭感覚を刺激したりクッションの上でバランスをとったり
感触の違う素材を触ったり使ったりして触覚を鍛えたりします
目的は感覚の情報がスムーズに脳に伝わるようにサポートし子どもが生活しやすくなることです!

保護者の方へ

感覚統合は専門的な言葉に感じるかもしれませんが
日常生活の中でも「この服は嫌がるな」「あの遊びが好きだな」と気づくことが支援のヒントになります
焦らず子どものペースに合わせてゆっくり関わっていくことが大切です!

感覚統合は発達ゆっくりさんの支援でとても重要なポイントなのでこれからも少しずつ紹介していきますね!

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