「じっとしていられない」
「すぐ立ち歩く、走り回る」
「落ち着きがないと言われてしまう…」
多動傾向のあるお子さんを育てていると、
そんな場面に日々悩むことも多いと思います
元気があるのは良いこと
でも、生活の中では「今は落ち着いてほしい」という場面もありますよね
無理に座らせたり、注意を繰り返したりすると、
かえってストレスがたまり、イライラや不安定さにつながることもあります
作業療法士として関わる中で感じるのは、
「エネルギーが余っている状態」で落ち着くのは難しいということです
そこで大切なのが、
安心して体を動かし、しっかりエネルギーを発散できる時間をつくることです!
なぜ体を動かすことが大切なの?
多動傾向のある子どもは、
体の中にあるエネルギーや刺激をうまく外に出しきれず、
落ち着きにくくなっていることがあります
ジャンプする
走る
体にしっかり刺激が入る
こうした動きは、
体の感覚を整え、気持ちを切り替えるきっかけになることも多いです
おうちでできる運動あそび①
ジャンプ系のあそびでしっかり発散
家の中で取り入れやすいのが、ジャンプを中心とした運動あそびです
- その場ジャンプ
- ジャンプして着地
- リズムに合わせて跳ぶ
ジャンプ動作は全身を使うため、
短時間でもエネルギーを使いやすいのが特徴です
家庭用のミニトランポリンなどを使うと、
安全に繰り返しジャンプができ、
「動きたい!」気持ちを満たしやすくなります
※使う際は、必ず大人が見守り、安全な場所で行ってください
おうちでできる運動あそび②
ボールあそびで体と気持ちを切り替える
投げる・受け取るといったボールあそびは、
体を動かしながらも「相手を見る」「タイミングを合わせる」要素が含まれます
- 柔らかいボールを投げ合う
- 転がしてキャッチする
- カゴや箱に入れる
こうした遊びは、
エネルギー発散と同時に集中する時間をつくりやすいのがポイントです
室内では、やわらかい素材のボールを選ぶと安心です
外遊びでのおすすめ
走る・追いかける遊び
外に出られる環境では、
鬼ごっこやかけっこなど、思いきり走れる遊びがおすすめです
スピードを出す
方向転換する
止まる
こうした動きは、体にしっかり刺激が入り、
発散しやすい活動になります
友達や家族と一緒に行うことで、
順番を待つ・ルールを守るといった経験にもつながります
遊びすぎには注意も必要
しっかり体を動かすことは大切ですが、
疲れすぎると逆にイライラしたり、気持ちが不安定になる子もいます
- 途中で水分補給をする
- 短時間で区切る
- 「ここまで」と終わりを決める
こうした工夫も意識してみてください
おうちの環境づくりもポイント
家の中でも体を動かせる環境があると安心です
- クッションやマットを敷く
- 転がる・跳ぶスペースを決める
プレイマットや運動用マットがあると、
安全に体を動かしやすくなります
保護者と一緒に動く時間も大切
大人が一緒に体を動かすことで、
子どもは安心し、遊びへの意欲も高まりやすくなります
「一緒にやろうか」
「ここまで競争しよう」
そんな声かけが、親子の関係づくりにもつながります!
まとめ
多動気味なお子さんの元気さは、決して悪いことではありません
そのエネルギーを我慢させるのではなく、上手に発散できる場をつくることが大切です
日常の中に運動あそびを取り入れることで、
少しずつ落ち着いて過ごせる時間が増えていくこともあります
無理のない形で、
その子に合ったペースを大切にしていきましょう!


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